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自作動画マイリスmylist/5422193
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タイトル通りなんで「別にオマエのかく話なんざ見たかねぇんだよ」という人は
「ロサンゼルスBB事件」とでもコメントください。

-2086年。そろそろ21世紀も尾張終わりが訪れる様な年月になっていた。
世界的な水不足なんていうのも
人工降雨が発達、普及し改善されたこともあり、水にも不自由していない。
アーヴィング=ラングミューア博士には賞賛の言葉を送りたい所存だ。
南極の氷が融けるなんて問題も「空間冷凍」という技術で、
南極だとかいう空間の氷が融けることはまずない。
ただこれだけ技術が発達しながら、「人が空を飛ぶ」や「時間遡行」は
まだこの世、少なくともこの「時」では技術的に無理だそうだ。
歴史で未来から人が来たなんて事は習わなかったからこれから先も時間を自由に動き回る技術は
そうそう世の中には出てこないのだろう。

俺は今、地方公立大学の2年生だ。もちろん国籍は日本だ。
ただ、この頃の日本はもう人口が5000万人程度しかいない小さい国と化してしまっている。
経済ではまだ世界10位以内だから日本人は凄いなと良く思う。

-だが、いきなり出来事は俺に襲い掛かってきたのであった。

なんて小説的漫画的なこういった在り来たりなパターンで話をするのも趣味じゃない。
そうはいったものの、どこから説明しましょうか。といつぞやのアニソンを思い出してしまう。
だがな、マジで「どこから説明すればよいか。」まったくわからん。いや、わかって堪るか。

という訳で俺の嫌いなパターンから話を始めたいと思う。
はっはっはっはっ

「今日の講義は昼からか・・・」
などと独り言を呟きながら午前のバイトの準備をしていた。
午前の数時間だけなんて、そうお金にならないのだが案外楽しいバイトだから毎日通っていたのである。
この時の俺はとてもとても長い様でとてもとても短い出来事が起きるなんて事はみじんにも思っていなかったのであろう。

こんなのやあんなのやでアッーという間に昼が来ていたのである。
「よぅぅ、高橋ぃ。」
と弱弱しい声をかけてきたのは高校からの友人の神南崎(かんなざき)だ。
Takahashi is my family name. 在り来たりな名字だろう?笑ってくれ、畜生。
よく周りを見渡すと奇妙なツラ構えでこちらの様子を疑っていた何者かがこっちに接近してきた。
「おや・・・。高橋先輩ではありませんか?お久しぶりですね。元気でいてくれましたか?
無論、元気でなければこんな所にも来るはずがないでしょうけどね。」
と、うとましいというかウザいというかムカツク口調で声をかけてきたのは、
今年の一年で個人的に一番マシかと思われる和だ。
和と書いて「かのう」と読むらしい。変わった名字だとは思わんかね?
講義まではまだ時間があるので立ち話でも適当にして時間をつぶす事にした。

講義が終わったら夕飯でも。という在り来たりでスタンダードで常識的な約束を交わし、
俺と神南崎は講義に行った。もちろん、和の野郎もどっかで講義を受けている事だろう。

今日の講義は脳神経外科学の臨床実験だ。
商学部なのに何をやってるんだろう、といつも疑問に思う。
実験も無事に終了し今日の事をキャンパスノートにまとめようとしていた。
その時、並々ならぬ不安感が何故か心に猛烈な勢いでこみあげてきた。
「ッ!!」
と言葉にならないような言葉を吐きやがったのは、神南崎。コイツだ。
「どうした?」
「いや、なんでもない。ナンクルナイサ。」
意味不明な沖縄方言を言われても困る。と言おうとも思ったが止めておいた。何がナンクルナイサだ。

という訳で和と待ち合わせした場所に神南崎と共に向かう。
それはもう奇妙なツラ構えで暇そうに俺達をまっていた。
「またせたな。地獄の底から甦ってきたZE☆」
黙るという事を知らないのだろうか、神南崎という奴は。
「お待ちしておりましたよ。食べ歩きできそうな
商店街らしき所を発見しましたのでそちらへ今日は行きましょうか。」
和が場所を紹介する事など滅多にないので悔しいが同行させてもらうことにした。
何が悔しいのが自分でも分らんがな。
適当に商店街らしき所で食べ歩きしたりしてもう帰ろうかという時刻になった。

平凡に平凡な3人で駅に向かっていたのだが・・・
まさか、こんな意味不明な出来事が
かなりの大事の様でとても小さい事に繋がって行くとは思いもしなかった。
無論、コイツら2人も例外では決してないだろう。
「…赤紙です」
「赤紙ィ?」
思わず声をだしたのは俺だった。
「…3人に」
気弱そうな女性だった。見た目からすると高3から大学1年生といったところか。
しかし、俺の行ってる大学では見かけたこともないので恐らく関係ない人物だ。
何故、赤紙が徴兵制の無い日本でしかも、俺達宛てに届いたのだろう。
取り合えず、その赤紙だけは受け取ってその場を後にした。
その後電話をしてみたが、当然のことながら3人とも無事に家に帰れたそうだ。

後は寝るだけ・・・うん。寝よう
ははは。寝よう寝よう。そう他人からすれば不可解な言語を呟きながら布団に潜りこんだ。
翌朝ともいうべきか、起床した頃には。

--世界が意味が分らん世界に変貌していた--
                         続く(のか全く分らん。

コメ返しします。
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